米軍人家族として生活していると、2~3年毎にPCSという転勤をする可能性があります。転勤毎に車を購入するのも大変だし、購入した車は維持または売却?!と、疑問も出てくると思います。
アメリカ国内・国外を問わず、これから車の購入を考えている人のお役に立てればと思い、この記事では、私たちが経験してきた車の購入と維持方法について残しておきます。
世界中どこに居ても、米軍人が新車をミリタリー価格で手に入れる方法もお伝えします。
米軍人は新車と中古車どちらがいいのか?
わたし達の経験から、現役時代の米軍人であれば、下記をお勧めします。
アメリカ国外では中古車の購入、アメリカ国内では新車の購入
なぜ、そう思うのかを私たちの経験も交えてお話しますね。
日本(アメリカ国外)では中古車がいい理由
アメリカ国外へPCSした場合、その国に居られるのは、最低でも2~3年、ツアーを延長した場合でも大体5~6年しかその国に留まる事ができません。(現在では同じ場所での任務が2ツアーまでと決まっている場合がほとんどの為)
知り合いの数人の軍人の中には、アメリカやヨーロッパで購入してきた車を日本に輸入して乗っている人達も居ましたが、皆、「もし次にPCSするときは現地の車を買う」と言っていました。
というのも、アメリカなどの輸入車は、日本に持ち込むためには輸出国・輸入国のそれぞに税関等の手続きが必要で、手数料&税金が発生、日本で乗るためには日本仕様に車を変更して、日本の車検証登録をしないといけなかったりで、車が到着しても公道を走れるようになるまでに少なくとも数週間かかるそうです。(車が日本に到着するのも1~2ヶ月ほどかかります。)
そして、車の不調で部品や整備が必要になった場合も、部品が探しづらかったり、この輸入車を扱える整備工場が見つけられなかったりで苦労したと言っていました。
日本で売ろうと思っても、中々売れず、結局アメリカに輸送する事になり、またそれぞれの手続き・アメリカ仕様に変更しなければいけないなどがあったそうです。
上記のような理由で、アメリカ国外へPCSした場合は、現地で中古車を買う方が便利&お得だと思います。
特に日本は車検制度があり、定期的に車が検査・整備されているので、中古車でも比較的状態の良い車を手に入れる事が出来る。というのが、わたし達が日本の中古車を見てきて思った感想です。
米軍の車専用の倉庫を利用する
実は、私たちもアメリカから日本へPCSする際に、当時アメリカで乗っていた車を輸入しようかと、色いろ調べていた時期があります。しかし、上で述べたように、当時の私たちにとっては面倒な手続きが多く、断念しました。
PCSだけでも何かと手続き等が大変です。車を輸出するための手続きも加わると、本当に大変。そして、日本での赴任地が三沢だったので、車が輸入される横浜港まで手続き&取りに行かなければならず、日本へは送らないを選択しました。
更に、わたし達はペットを日本に輸入(入国)させるための手続きもあり、時間的に余裕がありませんでした。
そこで、アメリカで乗っていた車の1台は「米軍の車専用倉庫」へ預けて日本へPCSしました。興味のある方は、「アメリカから日本へ【米軍人の引っ越し】」で確認してね。私たちは、三沢に居た5年間、車を倉庫に預けていましたが無料でした。
米軍人が日本で中古車を買う方法
その1
米軍人が日本で中古車を買う方法はいくつかありますが、1番簡単な方法は、赴任地に着いたら米軍基地内のロッジ(宿泊施設)の駐車場に「売ります」サインが貼られている車があるか見渡してみて下さい。
ロッジで「売ります」セールを貼っている車は、早めに車を売りたいPCSする人達が殆どです。交渉しだいでは格安で車をゲットする事が出来ます。(なかには1,500~2,000ドルで売りに出されている車もありましたよ)
アメリカ国外の基地からPCSする時の「必須項目リスト」の1つに、基地に登録していた車両もチェックアウトさせる必要があるため、PCS間近の人達は早く売りたいのです。
その2
もう1つは、各基地には「PCSのために車を売りたい人&PCSしないけど車を売りたい人」が車を置く駐車場スペースの場所があります。
基地によって名称や場所が変わります。上記のロッジに止めている人達と違う点は、PCSまでに時間に余裕がある人達が多いです。なので、安く交渉しすぎると断られる場合があります。
上記で交渉成立で車を購入したら、保険加入・車両登録の名義変更をしなければいけません。
基地内または基地のすぐ近くに、米軍人のための車の手続きをしてくれるオフィスがあるので、早めに手続きしましょう。だいたい、2~3日から1週間ほどで手続きを完了し、車に乗ることが出来ます。
その3
最後は、王道の米軍人相手の中古車屋さんから車を買う方法です。
親切な車屋さんもいますが、走行メーターを改ざんしていたり、事故車を無事故車と偽って売る業者もいるので注意が必要です。(書類手続き等は、全てやってくれます。)
くるま購入失敗談
わたし達が三沢へ着いた時は、とにかく急ぐ必要がありました。なぜなら、旦那ミリオが1週間後には韓国へ発つので、家と車の手配を大至急する必要があったからです。(どちらも彼名義にする必要があったため)
ロッジや駐車場なども見に行きましたが、私が納得する車が無く、中古車屋さんへ。(初めての雪国生活で、雪道を運転するのも初めてなので、軽自動車ではなく、ぶつけても大丈夫そうな車が欲しかったんです。)
何件か中古車屋さんを回った後、スバル・レガシィツーリングワゴン車と出会います。大きさなど色々と必須項目をクリアした中で見つけた、当時の私の一目惚れの車でした。(参考までに、レガシィちゃんは、⇩こんな車です。私が所有していたのは白色だったけど、ブルーもカワイイね。)
試乗した時、左にハンドルを切るときに少し違和感があったんですが、念を押して無事故車である事を確認、「絶対に事故歴はない」と断言されたので購入しました。
しかし!後ほど左前方に事故歴がある事をスバルの整備工場で指摘されて発覚します。(この整備工の方から、販売した中古車屋が知らないはずはないと言われました。)
わたし、事故車を見分ける事はできませんが、車大好きなので、タイヤやオイル交換、小さな部品交換などは自分でやってしまう方です。
このレガシィちゃんを受け取るときは、ミリオはすでに韓国へ発った後だったので、私ひとりで取りに行きました。
「受取りから1週間は、何かあれば無料交換」するという保証がついていたので、1人でテストドライブ。
少しでも変だなと思う箇所は全て部品を交換してもらいました。2日に1回は登場する私に、凄い嫌な顔してましたけど、安くはない買い物だし、安全に乗りたいですからね。(後から事故車っていうのも発覚したし。)
そして、車を受け取ってから確か2~3週間後です。
三沢に来てから初めての雨の日でした。それも大雨。高速を運転していて何か違和感が。車が滑るというか、何か変なんです。
普通、タイヤがすり減っていてツルツルの場合に、車が滑る感覚があります。しかし、購入する時にタイヤも新品にしているので、「どうした?」と確認してみたら。。。後ろのタイヤが左右逆についてました!(ありえません。)
タイヤの溝は、ちゃんと装着されていれば、雨が降った時などは水を外へかき出します。しかし、私のレガシィちゃんのように左右逆に着いていると、タイヤの溝は水をはき出さずに内側へ巻き込む形になります。
タイヤが水膜によって浮いてしまう現象を「ハイドロプレーニング現象」と言い、滑りの原因になってしまいます。
これって、とても危険です。この状態で、私は大雨の中、高速を運転していたので、一歩間違えれば大事故を起こしていたかもしれません。私だけ事故るならまだしも、周りも巻き込む可能性大です。
翌日、すぐにこの中古車屋さんに行って、受付のお姉さんに状況を説明。
お姉さんの対応は「そんな事ある訳ないだろ。(お前に何が分かる?)」という反応。このお姉さんが整備のお兄さんに説明する時も2人して「またこいつ来たよ。」って態度で。
そして、車をチェック後、この整備のお兄さんの一言が「あれ~、おかしいな。ちゃんと点検したと思ったんだけど、なんで左右逆に着いてるんだろ?!」バツが悪そうにヘラヘラした態度で、謝罪の一言も一切ありませんでした。
保証期間は過ぎていたけれど、もちろん無料で!直して頂きました。
私は自分で気づいたからよかったけど、この中古車屋さんを利用して、気づかずに乗っている人もいるかもと思うと怖いです。
日本で車を売るときの注意点
わたし達は、三沢からアメリカにPCSする時に、上記【その2】の駐車場スペースで売りに出して売れました。余りにも安く交渉してくる人達はお断りし、売り手・買い手がお互いに納得する人に売ることが出来ました。
車を売るときの1番の注意点は、【車両登録証の名義】が相手軍人に移るまでは絶対に車の鍵を渡さないで下さい。
車の名義がまだ「(軍人)あなたの旦那さんや奥さんだった場合」、相手(買い手)の軍人が事故やスピード違反などを犯した場合は、まだ車の名義人である人にも基地内違反レポートがつくなどの被害が出てきます。
旦那ミリオが独身時代に、実際にトラブルになりました。
車を売った相手が、基地外でスピード違反を犯し、警察から基地に連絡。違反金などは相手に払わせたそうですが、基地内に登録している「車両登録証」の名義がまだミリオだったため、基地内のレコードに違反記録が残ってしまったそうです。
私たちは、買い手に「名義が完全に変更」された後に鍵を渡す事を納得してもらいました。
そして、前金で半額もらい、「新名義人の車両登録証」が出来上がってから、残りの金額を頂く時に鍵を渡しました。(買い手には、ほんの数日~1週間ほど我慢してもらうだけです。)
旦那の車・私の車の両方とも、手放す前日にオイル交換・洗車をして、ガソリン満タンでお渡ししました。どっちの車も大好きだったので、名残り惜しかったです。(´;ω;`)ウゥゥ
アメリカでは新車がいい理由
アメリカでは、できるだけ新車がいい理由のダントツ1位は「メンテナンスの維持費」です。次に「燃費の良さ」と「安全性・性能の良さ」と続きます。
アメリカでは大都市でない限り、公共交通機関が発達していないので、車は必須です。
車の維持費
日本では車検制度があり、比較的性能の良い中古車を手に入れる事が出来ますが、アメリカでは「Smog Check/スモッグチェックまたはスモッグテスト」と呼ばれる検査に合格すれば、車両登録の更新(毎年)が出来ます。
スモッグチェックは、排気ガスに含まれる有害物質の濃度を調べる検査です。
車の点検や整備などは自己責任なので、アメリカでは日本ではお目にかかれないような「バンパーが外れかかって、ぶら下がっていたり」する、かなりボロボロの車もたくさん走っています。
ちゃんと定期的に整備する人と、車は走ればOK!でメンテナンスにはお金をかけない人と、両極端なのがアメリカです。
しかし、新車でも中古車でも、どの車もオイル交換やタイヤ交換などの定期的なメンテナンスは必要です。 さらに、車は事故後に修理したり、消耗した部品を交換したりする必要もでてきます。
そして、車を修理工場に預けている間は、日本のように代車は貸してくれないので、レンタカーを借りるなり、自分で代車を手配する必要があります。
お願いすれば、修理工やディーラーショップでも代車を用意してくれる所もありますが、レンタル料金が発生します。
新車維持費
新車は最小限の定期メンテナンスのみで済みます。 車は通常、最初の数年間は、予定されているオイル交換とタイヤ交換以外の作業はほとんど必要ありません。
さらに、ほぼすべての新車には、最初の 3 年以内に予期せず故障した場合の修理費用をカバーする保証が付いています。 その結果、新車の維持費は最小限で済みます。
そして、ちゃんと定期的にメンテナンスをしていれば、年月が経っても安全に乗ることが出来ます。
古い車の維持費
一般に、古い車両ほどメンテナンスが必要になります。
車の扱い方によっても違いが出てきます。たとえば、ブレーキをかけるにしても、エンジンブレーキを使うのか、毎回急ブレーキかで、部品の消耗具合も違ってきます。
定期的なメンテナンスを行うよう注意すれば、古くなっても故障する可能性は低くなります。
燃料費
車の所有にかかるもう 1 つの重要なコストは燃料です。これは車の燃費と運転量によって異なってきます。平均して、新しい車は古い車よりも燃費が良いです。
米国環境保護庁の 2020 年の報告書によると、新車の平均燃費は 2004 年の約 19 mpg から、2019 年には 25 mpg 近くまで上昇しました。新車だと、ガソリン代の節約につながる可能性があります。
しかし、新しい車両が必ずしも効率的であるとは限りません。セダンの平均率は31mpg近くであるのに対し、ピックアップトラックの平均率はわずか19mpgだそうです。 トラックでは、新品でも効率がいいとは言えません。
安全性・性能
新車の安全性
新車がいい理由の 1 つは、安全機能が向上していることです。 あなたとあなたの家族を事故から守ってくれる確率が高いので、お金を払う価値があると私は思います。
始めてアメリカの道路を走る人は、周りのスピードの速さと乱暴な運転に最初は怖くなると思います。日本で毎日運転していて、運転大好きな私でも最初は怖気づきました。
怖がらせちゃったらごめんね。でもすぐ慣れるので大丈夫ですよ!
安全性が向上している車であれば、場合によってはコストの節約につながります。たとえば、大規模な車の修理、高額な医療費、高額な訴訟につながる可能性のある衝突事故を防ぐことができると思いませんか?
たとえば、2012 年以降に製造されたすべての車両には、横滑りを防止する電子安定制御装置の搭載が義務付けられています。
また、チャイルドシートを固定するための LATCH チャイルドセーフティシートシステムは 2002 年から標準装備されています。
さらに、新車には次のような機能が備わっている場合があります。(標準で備わっている場合もありますが、オプションで選ぶ場合もあります)
前方衝突警告 – 差し迫った衝突を警告します。 | |
自動緊急ブレーキ。衝突を停止または減速するためにブレーキを作動します。 | |
車の回転に合わせて回転し、カーブでの視認性を向上させるアダプティブ ヘッドライト | |
死角検出。死角に車両がある場合に警告します。 | |
車線逸脱検知機能は、渋滞中に車線を逸脱し始めた場合に警告します。 | |
車線維持支援。車線を維持できるように車を調整します。 | |
前走車との車間距離を維持するアダプティブクルーズコントロール | |
バックカメラ。後進時に後方を確認するのに役立ちます。 | |
ヘッドアップ ディスプレイ。フロントガラスに情報を投影するため、道路から目を離す必要がなくなります。 | |
車を降りるときに子供やペットを後部座席に残さないように注意を促す後部座席リマインダーシステム |
などなど。そして、新車では様々な最新機能が利用できるのも利点です。
多くの新しい車はスマートフォンと接続できるため、すべての音楽アプリやナビゲーション アプリにハンズフリーでアクセスできます。
テスラなどは、スマホを使用して、遠隔から車のロックを解除したり始動したりできる人もいます。
デバイスのワイヤレス充電や高度なセキュリティ システムも利用できる車もあります。
新しい車は、冷却やヒーター機能付きカーシートなどの機能のおかげで、より快適になる場合もあります。
わたし達は、夏は40度近い(または超える)地域に住んでいるため、車庫に居れている車でもカーシートが熱くなって不快なんですが、冷却機能があると直に冷えて背中が汗で湿らずに済みます!
でも、ミリオの車にしかついてなくて。。。残念。
もしアメリカで中古車を買うなら
もしアメリカで中古車を買う時に、個人売買なら、知人や友人などの出来るだけ知っている信頼できる相手から買う方がいいです。知らない人からだと、定期的にメンテナンスがされていたか。など確認が難しい場合もあります。
最近では、アメリカの中古車販売でも、だいぶ良い車が手に入るようになってきました。
中古車屋さんから買う場合でも、比較的年式の新しい車にする。メーカーによってリコールの部品交換が必要なものは、部品交換されているかなど、よく検討して欲しいと思います。
Car Max や Carvana など、ネットワークが大きな中古車販売を利用する方がいいと思います。
そして、中古車といえども高いです。その後のメンテナンス費用もお安くないのがアメリカ! 中古と新車を比べてみて、大差がないのであれば、新車購入を視野にいれてはどうでしょうか。
米軍人のための新車購入
MAS / Military Auto Source (ミリタリーオートソース)
以前は、「Exchange New Car Sales」または「Navy Auto Source」の名前を使用していましたが、今は「MAS / Military Auto Source /ミリタリーオートソース」として運営されています。
MASは、軍事施設や海上の船舶販売店(The Exchange、Navy Exchange Command、Marine Corps Exchange、Coast Guard Exchange) で新車販売プログラムをしています。
Chrysler/クライスラー、 Dodge/ダッジ、 Jeep/ジープ、 Ram/ラム、 Ford/フォード、 Lincoln/リンカーン、Harley-Davidson/ハーレーダビッドソンの車両&バイクのみをミリタリーディスカウント、特別なリベート価格で購入できます。
また、ドイツ、イタリア、ベルギー、英国のオフベースの場所では、MASのウェブサイトを通じてAudi/アウディ、Volkswagen/フォルクスワーゲン、Mercedes-Benz/メルセデスベンツ、Toyota/トヨタ、Honda/ホンダ、Nissan/日産、Infiniti/インフィニティの新車を購入もできるようです。
在米・米軍人もミリタリー価格で新車が買える
MAS は、今まで、米軍コミュニティ専用の唯一の認可された自動車購入プログラムとして、海外に駐留する人々にサービスを提供してきましたが、現在は、米国の現役、退職者、退役軍人向けのオプションもあり、米国でもMASを通して新車が買えるようになりました。
海外(OCONUS): 現在海外にいる、または海外赴任の予定がある場合は、海外または米国内のどこにでも車両を配送できる OCONUS プログラムの資格があります。
アメリカ国内(CONUS)に滞在している場合は、CONUS プログラムの対象となります。
MASのウェブサイトへは【 MAS / MILITARY AUTOSOURCE 】⇩画像のようなWebサイトが開きます。
アメリカの自動車ローンの金利
追記:アメリカで車の購入を検討している方と話す機会があり、私自身も学ぶこと事があったので追記シェアします。
アメリカの自動車ローンの金利には、購入者のクレジットスコアが最も影響します。(例:同じ値段の車を購入する時でも、スコアの高い人と低い人とでは、ローンの金利が違います。)そして、利用するローン(銀行)によってもそれぞれ金利の設定が違うので、あなたが利用するであろう銀行のローン金利(%)を事前に調べておくことも重要です。
Annual percentage rates(APR/年率)は現在、クレジットスコアと自動車ローンの種類に基づいて、5.07% から 21.38% の範囲で設定されているそうです。
あなたのクレジットスコアは、支払い履歴と現在借りている金額に大きく影響されます。
車を契約する際に、クレジットスコアの掲示を求められますが、注意も受けるはずです(経験済み)。
例:スコアを提示した後でも、安心せずに書類契約(ローンの設定)が完全に終わるまでは、クレジットカードを使って高額の買い物をしないように注意を受けます。
なぜなら、スコアを提示した後でも書類契約が完全に終わっていない場合は、クレジットカードを使って更に負債をつくることでスコアが下がり、ローン会社へレポートが通知されるそうです。
当時、私たちが車の手続きをしている時にディーラーショップの担当者さんからこの話を聞きました。そして、スコアが下がった事により、ローンが組めずに車の購入をキャンセルす羽目になったお客様がいたそうです。
クレジットスコア別【新車と中古車】の金利レート
新車と中古車どちらが金利が安いと思いますか?多くの人が中古車の方が安いと思っているようですが、実は新車の方が安いそうです。車オタクの旦那ミリオから教えてもらった時はビックリしました Σ(゚Д゚)
下⇩の図をみると、クレジットスコアを高い方く維持しておく方が低い金利でローンを組むことができますね。※利用するローン会社によって、若干レートが変動します。
各州別/自動車ローン金利(平均)
そして、各州によっても新車・中古車の金利レートは違います。※下⇩の表は各州の平均金利です。
お使いになる銀行・ローン会社により、若干差が出るのをご了承下さい。
車種別/金利レート
なんと!車種別でもレートが変わるそうです。\(◎o◎)/! トラックが一番高いのかと思ってたけど、セダンの方が高かったんですね。でも、トラックは燃費を食うし。。。近年のガソリン高騰を考えるとやっぱりトラックを維持するにはお高くなるね。
州別DMV/車の登録料
車を購入したら、毎年DMV(Department of motor vehicles)から車両登録の更新を促すお手紙が届きます。。これがお高いですね。。。※州によって料金が変わります。
下記⇩のWebサイトで料金の計算法を確認する事が出来ます。
Military Auto Source で車を購入しみた
海外(アメリカ国外)の基地で新車をオーダーして支払いを積立て、アメリカ本土に戻った時に新車を手に入れた方法です。
海外の基地のExchangeデパートの建物の一角に、「Exchange new car sales」 または「Military Auto Source」のサインを見たことがあると思います。
私も、初めて見たときは、基地のデパートって車も売ってるんだ!とビックリした記憶があります。
わたし達は、日本に居たときに2度、このプログラムを利用して車を購入したことがあります。どちらも基地内の「Exchange new car sales」に行って、スタッフの方と一緒に車種や年式、オプションをつけるかどうか等を決めていきました。
1度目の車の購入(嘉手納基地)
1度目の時は、結婚前から旦那が支払いをスタートしていて、3年程日本で支払い積立てしていきました。
そして、アメリカに転勤後、わたし達が指定した場所のディーラーショップで車を受取り、残っていた残高を支払っていきました。
この車は、日本にPCSする時に「軍の車専用倉庫」に入れ、日本で支払いを終わらせました。
アメリカではもう1台、中古で買った車も持っていたのですが、上記で述べたように「メンテナンスや燃費」などの理由で残しておくのをやめ、知り合いへ売却しました。
2度目の車の購入(三沢基地)
2度目の時も、三沢基地に転勤後、1度目と同じ流れで車を購入して、アメリカ転勤後に受取りました。
このとき担当してくれたスタッフの方の話では、「日本にいる間に支払いを終える人もいるし、日本勤務を延ばして更に車の車種や年式をグレードアップする人もいるよ」との事でした。 人それぞれのプランが組めるようなので、興味があったらダメ元でも色々質問してみるのがよさそうです。
この時買った車は、今でも私が大事に乗っています。
車の支払いについて
最初の1代目のアメリカ用の新車は、日本(嘉手納)で車代の半分ほどを積立て、アメリカでも継続して支払い、また日本(三沢)での転勤になった時に、日本で支払いを終わらせました。
三沢転勤になり、まず私のレガシィちゃん(中古車)を購入(当時で4~50万ぐらいだったと思います)。
1年後に旦那が韓国から三沢に移動した時点で、旦那用の中古車(インプレッサ)を米軍人より購入(同じく6,000ドルぐらい)しました。
「レガシィ」ちゃんは、1年で完済。(三沢生活1年目)
旦那用インプレッサちゃんも1年で完済。(三沢生活2年目)
引き続き支払っていた「1代目アメリカ新車」も三沢生活3年目で完済。
この時点で、所有していた車代を全て完済したので、アメリカ生活用に「Exchange new car sales」で「2代目アメリカ新車」を契約、日本で約2年ほど積立てをしました。
アメリカに戻った時点で、すぐに2台の車を所有できました。(1台はすでに完済していたので、もう1台の車代のみの支払いで、アメリカに来て3~4年程で完済しました。)
まとめ
いかがだったでしょうか?少しでも車購入の参考になったかな。
現在では、アメリカ国内の米軍人も「Military Auto Source」を通じて新車をミリタリー価格で購入できるので、新車を買いたいなら、使わないと損ですよ。ぜひ選択肢の1つに入れてみてね。
私は、「Military Auto Source」から何も頂いていません。ただ単に車が好きで、この記事書きたかったんです。
実は、当初は、このボリュームの半分ぐらいの記事になる予定だったんですが、車好きとしては、アレも書きたい・コレも伝えたいと思ったら、長くなってしまいました。(^_^;)
最後まで読んで下さり、本当に有難うございます。
ではでは、素敵なミリライフを!Funday-Miliday!!